Macな日々

Lion から搭載されたファイルの再開機能。アプリケーションのウィンドウを開いたまま終了すると、次回起動時に自動的にそのファイルが開いて、前回のデスクトップ状態を再現する機能がある。一見便利そうなのだが、使い慣れていくと、アプリ起動時に意図しないファイルが開いたりしていちいち閉じる作業をしなくてはならなくなるので、不便を感じることも多々ある。
　これを回避するには、［システム環境設定］−［一般］のなかにある「アプリケーションを終了するときにウインドウを閉じる」項目にチェックを入れておく。これで次回から自動的に開くことはなくなる。

Lion serverでは、デフォルトでrootアカウントは使えない．rootアカウントが使えないと何が困るかというと、コマンドラインでsuユーザになれない、＝Permissionが変更できない、＝設定ファイル等が更新・保存できない。ということでrootをアクティブにする方法を記す。
１）［システム環境設定］−［ユーザとグループ］を開く
２）「ログインオプション」をクリックし、”ネットワークアカウントサーバ”横の「編集」ボタンをクリック。
（このとき，左下の鍵アイコンはもちろん解除しておく）
３）「ディレクトリユーティリティを開く…」をクリック
４）［編集］メニューの中の「ルートユーザを有効にする」を選択する
５）パスワード設定画面が立ち上がってくるので、独自にパスワードを設定し完了する。
以上、知ってないと結構ハマりますよ。

MountainLionへは、OS Xスノーレパード（v10.6.8）から直接アップグレードが可能。ただし、事前に最新版のv10.6.8まではアップデートしておく必要がある。インストールは、Macアップルストアから購入＆ダウンロードし、指示に従って行う。

Mac用Powerpointのショートカットキーは、Windows版と少し違う。Windows版であれば［command］＋［V］でペーストなのだが、デフォルトのMacの設定では、ペーストは［control］＋［alt（option）］＋［C］となっている。なんじゃこりゃ？とりあえず、非常に使いにくいので、「システム環境設定」の「キーボード」から「キーボードショートカット」タブを選び、アプリケーションから新規でショートカット”［command］＋［V］ペースト”を作成してみた。うん、使いやすくなった。ただ，デフォルトで設定されていた”［command］＋［V］クリア”がそのまま編集メニューに残っているのが気がかりだが…

MountainLionには「インストールディスク」が存在しない。リカバリを行う時は、Macの電源を入れる際に［Command］＋［R］キーを押し（もしくは［option］キーでも可）、「復元-10.8」と呼ばれる復元用パーティション領域から起動する。 そこで、「OS X を再インストール」メニューを選択することで、完全クリーンな状態でインストールされる。