幸せをもたらすモビリティ技術とモビリティ社会を求めて
- Exploring mobility technologies and mobility society for higher well-being -

名古屋大学森川・山本・三輪研究室(NUTREND:Nagoya University TRansport and ENvironment Dynamics)は、人々が便利で快適に暮らすことのできる社会を環境・エネルギー的に持続可能にすることを、主に「交通」という切り口から取り組んでいます。人間は、「交通」すなわち自分自身が移動したり物を移動させたりすることで、より豊かな暮らしを得てきました。街や集落も、道路・港・鉄道によって形作られてきました。しかし、人類最高の発明の一つである自動車が最近では環境・エネルギー・まちづくり問題の脅威ともなっています。これからの自動車は道路ネットワーク上を走るだけでなく、情報ネットワーク、エネルギーネットワークの中でつながっていき、より社会性の高さを求められると考えています。




なお、森川教授は未来社会創造機構(教育は、工学部環境土木・建築学科及び大学院環境学研究科都市環境学専攻を担当)、山本教授および三輪准教授は未来材料・システム研究所(教育は、工学部環境土木・建築学科及び大学院工学研究科社会基盤工学専攻を担当)に属しており、その他のスタッフ・学生も両研究科に分かれて所属していますが、研究ユニットとしては一体的に運営されています。大学院から当研究室に入りたい方は入試案内をご参照下さい。

>入試案内

Top News

Yue Wang (Yamamoto Lab., D2), Prof. Yamamoto and other members of their research group received the Yasoshima Yoshinosuke Prize.【2023/9/06】

Yue Wangさん (山本研・D2)、山本俊行教授の研究グループが Yasoshima Yoshinosuke Prize を受賞しました。


受賞名:Yasoshima Yoshinosuke Prize
受賞者:Yue Wang (山本研・D2)、Meilan Jiang (未来社会創造機構・特任准教授)、山本俊行(教授)、Jia Yang(豊田都市交通研究所)、山崎基浩(豊田都市交通研究所)


大連理工大学の趙先生の講演予定[2023.4.20]

Title:中国の高齢者の交通行動分析
Speaker:趙勝川教授 大連理工大学教授
 
Professor at School of Transportation and Logistics,

Date & time:2023/04/20, 10:30~12:00
Place:Room 206 at Engineering Building 8th North & Zoom
(Meeting ID: 791 0646 4469, Passcode: 1ys6YX)

「地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点」キックオフシンポジウム[ 2023.3.28開催]

東海国立大学機構 名古屋大学は、2022年、文部科学省「共創の場形成支援」/国立研究開発法人科学技術振興機構「共創の場形成支援プログラム」の採択を受け、10年後の未来社会を見通した研究開発を産業界・大学・自治体・市民と連携して推進する「地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点(略称:名古屋大学COI-NEXTマイモビリティ共創拠点)」を設立しました。

本拠点は、『みんなの「行きたい」「会いたい」「参加したい」をかなえる超移動社会』をビジョンに掲げ、マイカーを使わない(運転できない、運転したくない)人にも公平な社会参加の機会が得られる、持続可能な地域の共創を目指します。

本シンポジウムはそのキックオフとして、自動運転を活用した先進モビリティ技術の開発、モビリティアセットの共有化、および総合知の活用による社会的受容性の向上などの取り組みを紹介し、地域の移動問題を自分ごとと捉える「マイモビリティ」の共創によって地域を次世代につなぐ構想に関して議論いたします。

https://mymobi.mirai.nagoya-u.ac.jp/news/20230328nu-coinext_symp/

Daniel Abramson先生のセミナー[ 2023.3.2]

Title:Adaptive Community Planning in the Face of
Disruptions: Earthquakes, Tsunamis, and Pandemics
in the U.S. Pacific Northwest
Speaker:Prof. Daniel Abramson 
Associate Professor of Urban Design and Planning at
University of Washington
Date & time:2023/3/2, time is TBD
Place: Room 102 at Engineering Building 8th and Zoom (TBA)

Asia-Pacific Planning Societies 2022 国際会議(長崎)BestPresentation
Award 【2022/8/19】


M2森川研のVioletta DolbilinaさんとM2山本研のGanbattar Oyuntsogtさんが
ベストプレゼンテーション賞を受賞しました.

Violetta Dolbilina, Hitomi Sato, Jiang Meilan and Takayuki Moriawa;
Analysis of Preference Between Commuting and Teleworking Considering
Risk Perceptions during COVID-19

Ganbaatar Oyuntsogot, Hitomi Sato, Toshiyuki Yamamoto;
Analysis of Travel Reliability and Sevice Level for Airport Shuttle Bus
to New Airport at Ulaanbaatar City, Mongolia

ICAPPS2022BestPresentation_Vitta.pdf
ICAPPS2022BestPresentation_Oyunaa.pdf

43回国際交通安全学会賞(論文部門)【2022/4/8

卒業生のYen Tranくんがファーストオーサーの下記の論文が受賞しました.

Yen Tran, Toshiyuki Yamamoto, Hitomi Sato, Tomio Miwa, Takayuki Morikawa,
Attitude toward physical activity as a determinant of bus use
intention: A case study in Asuke, Japan, IATSS Research, 44-4,2020.

高蔵寺おでかけアプリ実証実験[2020/12/12021/2/28

今回の実証実験は、高蔵寺ニュータウン内の既存公共交通と新モビリティサービスの維持・活性化を目指し、
主に高蔵寺ニュータウン在住の子育て世代・若い世代の方に公共交通を使った生活を積極的に体験してもらうとともに、
期待されるモビリティサービスを把握することを目的として実施するものです。
実験の詳細

Special seminar2020/01/26

Title:What is happening at Silicon Valley?
Activities toward innovation by Japanese long-established general construction company

Speaker:Mr. Takehiko Nakaya 
General Manager atShimizu Silicon Valley Innovation Center (SVIC),
Shimizu Corporation
Date & time:2021/01/26, 14:4516:15
Place:Zoom (contact tsuda@imass.nagoya-u.ac.jp)

ICT時代における実空間移動の価値とモビリティ革命への含意

研究代表者:森川高行
研究種目:基盤研究A
研究期間:2020-2023
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20H00262/
http://www.trans.civil.nagoya-u.ac.jp/vom/