ご挨拶

中部支部長 廣畠 康裕 

 公益社団法人日本都市計画学会は、都市計画に関する学術の進歩普及を図るために1951年に設立されました。中部支部は最初の支部として1990年11月に誕生し、愛知・岐阜・三重・静岡の東海四県および富山・石川・福井の北陸三県の都市計画関係者約500名の会員が、都市計画に関する学術および実務の発展のために活動しています。

 中部支部の主要な事業として、会員に研究成果の公表の機会を提供する支部研究発表会、中部支部の都市計画に関するホットな話題を中心とした講演会・見学会、中部支部管内にある大学と高等専門学校の都市計画系研究室紹介大会、海外の研究者や実務者をお招きして交流する国際交流講演会などを実施しています。また、本ホームページや機関誌都市計画の「支部だより」の欄に、支部活動や支部管内の都市計画情報を発信するなど、さまざまな活動を行っております。

 近年、東海地域では中部国際空港の開港、東海環状自動車道の整備、名古屋駅周辺の再開発など、北陸地域では長野新幹線延伸とそれに伴う都市整備、富山市の全国初のLRT「ポートラム」など全国から注目されるプロジェクトが実施されました。一方、都市の成長拡大から既存ストックの活用と都市機能の集約などを目指して、2006年に都市計画法・中心市街地活性化法・大規模小売店舗立地法のいわゆる「まちづくり三法」が改正され、さらに都市計画法の抜本的な見直しも進められています。このように都市計画を取り巻く状況が大きく変化する中で、中部支部や私たち都市計画に携わるものへの期待が高まっていると思われます。

 中部支部は2009年度に創設20週年を迎えました。また、2010年11月には、名古屋大学を会場に学術研究論文発表会が開催されました。中部支部では、今後も会員相互の交流ならびに地域や市民との交流連携を活発にして、学術および地域社会への貢献が果たせるように活動したいと考えています。会員諸兄の支部活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。